01
耕作放棄地を回復し、優良農地に!
優良農地は将来有望な資産運用法?
耕作放棄地には雑草や害虫が発生し、害獣の住処ともなり得ることから、周囲へ悪影響を与えてしまうケースもあり、社会問題ともなっている。耕作をしないまでも、草刈り等の管理には労力もかかり、高齢者には負担となる為、かつては地主に収入や生きがいをもたらしたであろう農地が地主の負担になる現状もあるようである。政府の運営する農地バンクははたして実効性があるのか、容易に売却は出来るのか、どうしたらよいかわからないまま放置されていないか。
以前、田であった耕作放棄地、雑草を抑える為だけに、定期的にトラクターで耕している。
以前、果樹園であった耕作放棄地、雑草がはびこるので年間数回草刈り機で刈っている。
農地所有者(以降 地主とする)の高齢化等、内的要因による耕作放棄については、地主に変わり農作業を請け負う個人や団体があれば、耕作を継続できはしないか、耕作を安定的に継続することで、周囲へ悪影響を及ぼすことを回避し、代々受け継いで来た土地に食糧供給という本来の存在意義を再び持たせることが出来、さらに収益と農作業請負代金との差益を得られればそれに越したことはない。社会問題を解決し且つささやかな自身の利益にもつながる。
02 耕作放棄地、農地を売りたい!
農業継続の意思はなく、農地の売却や農業以外の土地活用を希望する場合は、不動産取引(特に農地は制約あり)の専門的な知識とノウハウが不可欠である為、まずは、自身でも様々な情報を集め、知識を深めつつ、信頼出来る宅建業者に相談する事から始めたい。
自分の所有地は売買できるのか?
農業振興地域にある土地は売買出来ません、自分の所有地がそれに該当するかどうか調べてみましょう。
03 深刻な社会問題となっている空家問題に、解決策は?
築後30年以内で小規模なリフォームなどで、利用価値のある空家については、積極的に売買や、賃貸、転用などを試みる事で解決の道筋も見えてくる。
築後50年以上経過し、現状住人も居ない、転用のあての無い空家は多い、近年建物の解体にかかる費用の高騰や、建物解体後、固定資産税が上がる事等から、そのまま放置されている、莫大な費用をかけて建物を解体し、はたして売却できるのか、実際の解体費用はいくらかかるのか?立地が良く(店舗や住宅に適している)道がかりの良い土地(建物を新たに建設する為には土地の接する道路の広さが重要、道幅が狭い、土地が道路に接する幅が狭いなどの理由から法律上再建築が出来ないケースもある。)であれば売買の見込みもあるが、そうでないケースも多い。
築後100年にもなろうかという建物であっても、近年の古民家ブームなどで、見事に再生し、店舗や住居として利用されているケースもある。古いからといって容易にあきらめず、楽しむつもりで利用価値を模索してみるとよい。